本当にそうするしかなかったんだろうか

会社を辞めて、今、本当に自分がやりたいと思っていることをやって

毎日を過ごしています。まだ目標やゴールに達成したわけではないけれど、

その過程であるこの毎日が幸せ。

こんなことができる日がくるなんて・・・。

離婚してシングルマザーになってからずっと、ゆとりのない苦しい毎日を過ごしてきました。

色々なことが不本意でした。

当時を振り返ると、何度も同じ言葉を繰り返していたように思います。

「だってそうするしかないじゃん」

いつも心のどこかに怒っている自分がいたなと思います。

そして、あきらめの連続でもありました。今は仕方ないよって一生懸命現実を受け入れてきました。

いつも心のどこかに悲しんでいる自分がいたなと思います。

ずいぶんと長い間、怒りと悲しみをため込んできてしまった・・・。

あの頃、本当はどうしたいか、なんて考えることすら自分に許していませんでした。

そんなこと考えたって意味がない、選択肢は限られている、

どうせ今はこうすることしかできないんだから、どうせどうせ。

今思えば、主体的じゃなかったなぁー。

今、コーチングを学んでいる自分が、過去の自分に聞いてあげたくなっています。

「本当はどうしたい?本当に望んでいるのはどんな生き方?」

考えたって無意味だと思っていたその問いは本当に無意味だったんだろうか。

そうするしかないじゃん、と思っていた事は本当にそうするしかなかったんだろうか。

本当はどうしたいか、の問いに向き合えていたら、怒りや悲しみはもう少し小さくてすんだかもしれない。

もちろん、人生にタラレバはなしだから、今更そんな後悔をしているわけではないけれど、

せっかくだから、もしこれを読んでくれた人で、今、「そうするしかないじゃん」っていう状況に

追われている人がいたら、伝えたい。

意味はないかもしれないけれど、考えるだけ考えてみない?

「本当はどうしたい?本当に望んでいるのはどんな生き方?」

そしたら、ほんの少し、なにかが変わるかもしれない。

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